G-1309 ハイスクール!奇面組

同名のテレビアニメを題材にしたゲーム。一般に版権もののゲームは完成度が低いというのが定番ですが、これはなかなか異色のアドベンチャー風アクションゲームです。ただし変化が全く無いので一度最後まで遊んでしまうともうそれまでといった感じです。まあアドベンチャーゲームですから。

タイトル画面。このドット数でよくここまで特徴を捉えたキャラが描けているなと感心します。ちなみに奇面組とは、もともとは週刊少年ジャンプに連載されていた漫画。当初は3年奇面組というタイトルでしたが、中3だった主人公が、卒業し高校に入学し(しかも仲間も先生も全員が同じ高校に進学してしまうというのがさすがは漫画)ハイスクール!奇面組とタイトル変更しました。原作者は新沢基栄。彼はしたたか君のあとは何を描いているのでしょうか?


オープニングデモより。決めワザ?奇面フラッシュ。原作では最初の頃に少し出ただけ。


学校内マップ。唯ちゃんを移動させて5人を探す。ずいぶん四角い学校ですね。


A教室。チョーク、バケツがある。また机の中にロープがある。
ロープが無いと奇面組の5人を捕まえることができない。またチョークは使うと10回攻撃できる。


音楽室。ハーモニカ、ラッパ2個がある。また机の中にもハーモニカがある。


音楽室でピアノを弾くと、大くんが踊りながら現れる。すかさずロープを使うと捕獲し、千絵ちゃんが出てきて蹴っ飛ばす。


B教室。チョーク、時計がある。


D教室。手紙がある。


売店(というより食堂っぽい)。パンとミルク2本を売っている。


でも、おばさんに話をすればタダで手に入る。但しゲームクリアには無関係。


図書館。伊狩増代先生がいる。このあたりに行くと突如宝石が出現し1万点。


ここではこんなヒントが聞ける。一度でなく二度、三度話しかけるのはどんなゲームでも基本中の基本ですね。


職員室。特に何も無い部屋だが、このあたりに行くと宝石が出現し1万点。
なお奇面組を捕まえると、ここで石砂拓真先生に説教を受けている姿が見れる。


E教室。チョークと黒板消しがある。この机の中に1万点の宝石あり。


理科室。机の中にボールがある。


ここでハーモニカを使うと、敵が一定時間眠る。なお彼らにはチョークは通用しない。


保健室。大くんが寝ている。


時計またはラッパを使って大くん起こしてから、ロープを使うと捕獲。
やっぱり千絵ちゃんが出てきて蹴っ飛ばす。


こういう遊びのメッセージは基本ですね。


校長室。ここでうっかりやかんを取ったり、時計やラッパを使うと校長先生が目覚めてゲームオーバー。
でも、こちらに来なさいと言われている時に・・・


すかさずハーモニカを使うと、校長先生は再び眠ってしまう。
ここでは、まずやかんを取って一回起こしてから眠らせよう。


F教室。チョークがある。手紙を使うと潔くんは不気味な表情で読み始めるのでロープを使って捕獲。


G教室。チョークがある。


H教室。黒板消しとバケツがある。ここには零くんがいる。
ボールを使うと、唯ちゃんが投げたボールを打って自分に当てて気絶する。ロープを使って捕獲。


ちなみに零くんはハーモニカやラッパを使うとこういったリアクションをする。


C教室。バケツ2個とチョークがある。ここには豪くんがいる。


やかんを使うとゴングだと思って一人でプロレスを始めて自爆する。もちろんロープを使う。


こうして全員捕まえてから職員室に行くと、


ゲーム完了!当時は漫画もテレビも進行中だったようです。


ゲームオーバーになると得点で評価が受けられます。「大変よくできました」というのはもらえないのかな。


他にはこういった評価を受ける場合もあります。奇面組のメンバーは正座しているのが捕まえた人を表しています。