G-1319 ロッキー

映画「ロッキー4」をテーマにしたボクシングゲーム。敵は3人しかいないが出来は悪くない。
対戦できるのは良いが1Pが必ずロッキーで、2Pが他の3人というのはちょっと残念。まあロッキー同士の同キャラ対戦というのも変でしょうけれど。


いきなり映画ばりの大文字でROCKYのタイトル表示がどーんと登場。


タイトル画面。スタローンに見えなくもないです。
そういえばドラゴ役を演じたドルフ・ラングレンはこの映画でアクション俳優として有名になりました。


2人で対戦する時はトレーニング無しですが、1P時は対戦前に入念なトレーニングが必要。


まずはサンドバッグでパンチ力のトレーニング。タイミング良くアッパー、フック、ストレートを繰り出す(とは言っても実際にはボタン連打のみ)


連射パッド等を使えば簡単。またパドルコントローラを使うとこのトレーニングで超連打ができることは有名です。
ここで85以上出さないとドラゴを倒すのは困難。


最初の対戦相手は「ロッキー1」の宿敵アポロ。


画面はサイドビュータイプ。1ラウンド3分で全15ラウンド判定勝負ですが、十分にトレーニングを積んでおけば
何も考えずにパンチ連打でも2、3ラウンドであっさり勝てます。


ゲームでは攻撃、防御が交互に繰り返され、パンチ連打ではフック×3、ストレート(密着していればアッパーカット)の
コンビネーション1セットが自動的に繰り出されます。


ノックアウトするとカウント開始。1ラウンドで3回ノックアウトするともちろんTKO。その場合は倒れたらその場で試合終了になる。


1ラウンド終了すると1分間インターバル。直前のラウンドの判定が分かる。


アポロは簡単に倒せる。15ラウンド判定勝ちの時は判定の結果も表示される。


次のトレーニングはパンチ速度の向上。1秒に何回パンチングボールに当てられるかの訓練。
クオリファイを達成できないと全くパワーアップしない。ここでは7/sec以上出さないとドラゴを倒すのは難しい。


第二の対戦相手はラング。


彼は腹部が弱いので、下+パンチ連打でボディにコンビネーションのストレートを当てるようにするのがコツ。


ラングはそれほど強くないが、インターバル後の体力の回復量は敵の方が多いので試合が長引くほど不利。


インターバル時の敵の顔は3人とも用意されている。


彼に勝ったら、最後の敵ドラゴとの決戦に備えてパンチの正確さ向上のトレーニング開始。


トレーナーのミットにパンチを打つが、結局はパンチ連打してミットのある場所にレバーを入れるだけ。
ここでも対ドラゴ戦に備えて85以上は欲しい。
ここで60を超えるとパンチのコンビネーションがフック×3、ストレートからフック、フック、ストレートになる。


最後は対ドラゴ戦。彼のパンチ力は1トンを超える・・・。


ドラゴはトレーニングをしなくても簡単に勝ててしまう今までの2人と比べると桁違いに強い。
3つのトレーニングで目標を達成できていなければ、せいぜい数ラウンドでTKOされるのが落ち。


トレーニングさえ積んでいれば十分に勝機はある。やはりボディーを中心にストレートを打つが、特に「第5ラウンド」はドラゴの動きが
鈍くなりコンビネーションパンチがどんどん入る。TKOされないようにうまくガードしつつそれまで体力を温存する。


もちろんインターバルで回復する体力の量はドラゴの方が多い。ラウンド5まで進めば楽にTKO勝ちできるはず。


エンディングはエイドリアンとの再会!