MASTER GEAR CONVERTER

 

MASTER GEAR CONVERTERは解体してみると、実に単純な構造になっている事が分かります。画像はデッドコピーのGEAR MASTERですが、フラットケーブルを手でハンダ付けしてあり、試作品かと思うほど粗雑な作りです。しかもジャンパが1本飛んでいる・・・。

本家MASTER GEAR CONVERTERや同2はさすがに手ハンダではありませんが、構造は全く同じです。また気合があればマスターシステム側のコネクタを日本版のものに置き換えることで携帯マーク3が簡単に誕生します。ハンダ付けが面倒なら海外→国内に変換するマスターシステムアダプタを使うという手もあります。

SEGAから純正の製品が発売されなかったのが非常に残念でなりませんが、それだけマーク3の市場が小さかったということなのかもしれません。また海外でも純正品は発売されていません。ただし、それならば何故ゲームギア内蔵のカスタムチップにマーク3の互換機能を残していたのかという疑問は残ります。(わざわざ機能を削減したチップを製造するとコストアップにつながるからという単純な理由かもしれません)