タイトル画面。ナンノに見えなくもない。
G-1318 スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説
スケバン刑事(デカ)とは和田慎二氏原作で「花とゆめ」誌に連載された少女漫画です。単行本が1976年発行ですので、ずいぶん古い部類になります。一般にはこれを原作とした実写版のテレビシリーズの方が有名でしょう。
このゲームはテレビシリーズ第２段の少女鉄仮面伝説をベースにしたアドベンチャーゲームです。テレビ版を知らない人には難解(根拠が無い)謎解き要素が多くアドベンチャーとしての完成度は低いのですが、合い間にあるアクションシーンはまずまず楽しめます。テレビを見ていた人なら一度はプレイしてみましょう
タイトル画面。ナンノに見えなくもない。
ストーリーラインはこんな感じです。
サキの部屋。お京と雪乃はなかなか似ている。ペンダントには母上の写真が。
まずはアドベンチャーシーン。３つの学園を探り、青狼会までの地図を発見しなければならない。
鷹の羽学園には教室１〜３、体育館、校庭がある。
教室１に行くといきなり敵が登場。このハヤト１号は結構手強い。
まずは手下どもと闘う。５人いるが近寄って攻撃してくるのは必ず２人まで。
最上段に行って、左右に移動しながら振り向いてヨーヨー攻撃をすれば簡単に勝てる。
５人の手下を倒すと、ボス戦になる。このハヤト１号にはかなり苦戦するはず。
Y軸が合うと突進してくるので最上段で待ち、早めにジャンプして１回のジャンプで２回攻撃を当てるようにする。
着地したら下に逃げればダメージは少し受けるだけですむ。それの繰り返し。
倒すとカギが手に入る。ボスを倒すと教室１に戻る。
教室１は上の左から２番目の机を調べると「あれっくすきっど」というゲームが見つかるが、意味は無い。
教室２では机の上にあるメモを見るとヒントが。また、この机を叩くとダルマ(テディーボーイブルースから友情出演)が出る。もちろん無意味。
当時はアドベンチャーゲームに隠れキャラが流行った時代でもありました。
教室３は右上の机を調べると「ぴぐまりお」の単行本がある。意味無し。
ちなみにピグマリオというのは同じ和田氏の漫画で、内容はギリシア神話に登場する超人ピュグマリオン伝説をアレンジした異界ファンタジー。
黒板の中央付近を叩くと隠し金庫が見つかる。カギで開けると鉄仮面がある。これを戦闘前に装着するとボス戦時に一定時間無敵になる。
銅像を調べると、ダジャレが・・・
次は白鳥学園。ここも教室１〜３と体育館と校庭がある。
教室１は右上の机を調べると「あれっくすきっど」のソフト。
教室２は右下の机を調べると「スケバンでか」の単行本。もちろん意味無し。
また右の黒板消しのあたりを叩くと隠し金庫が出現。
ボスを倒してカギを手に入れたら、中には地図の半分がある。
教室３は机の上のメモを調べるとメッセージがある。また、この机を叩くと隠れキャラのでんでん虫。
体育館にはボスの獅子がいる。
最初に手下と戦うのは同じ。サキはジャンプすると空中１回転をしたりとなかなか派手なアクションをする。
獅子はジャンプ着地点を待ち構えてヨーヨーで攻撃し、当ったら上下に逃げるの繰り返しで簡単に倒せる。
校庭では、扉を叩くと雪乃の袱紗(ふくさ)が見つかる。これがあると戦闘時に雪乃が援護してくれる。
青龍学園も移動できる場所は同じ。
教室１は左上の机を調べると南野陽子のブロマイドが見つかる。意味は無い。
また同じ机を叩くとビー玉が見つかる。これがあると戦闘時にお京が援護してくれる。
机の上のメモを調べるとヒント。叩くと隠れキャラのテディボーイが出現。
教室２は特に無し。教室３はメモにはヒントがあり、教卓を叩くと隠し金庫が出現。
ボスを倒してカギを使えば、地図の残り半分が手に入る。
体育館は特に無し。校庭にはボスのバイク軍団がいる。
手下どもには特に変化無し。
バイク軍団は最上段にいれば攻撃が当らない。
最上段で斜め「上」にヨーヨーを出すと何故かすぐ下を通るバイクに当るので簡単に倒せる。
準備が整ったら青龍会本部に行く。
なおボスを３人とも倒した後なら、ゲームオーバー表示中にレバー上＋２ボタンを５回押すとコンティニュー可能。
青龍会本部。
地図を叩くと地下への入口が出現。また右の小さいテーブルの下を調べると天のペンダントが見つかる。
地下は簡単な迷路になっている。直進して突当りを右折し、最初を左折して、突当りを左折。
いきなり初代サキが闘いを挑んでくる。
斜めヨーヨー攻撃を駆使すれば簡単に倒せる。自分の本名が早乙女詩織と判明する。
黒バラ館。いかにもアドベンチャーな画面です。
絵を調べると昔を思い出す。
暖炉を調べるとボタンがあるので、叩くと地下への入口を発見する。
叩くと何か持っている事が分かるので、ヨーヨーを見せると牢屋のカギを置いて逃げていく。
長いので、その２へ続く