G-1321 グレートフットボール

アメリカンフットボールを題材にしたグレートシリーズのスポーツゲーム。日本ではまだまだマイナーなスポーツですが、海外(特に北米)では非常にメジャーで人気も高いスポーツです。アメフトは球技ですが、ルールはサッカーのように攻守が一体となったものとは異なり、野球のように攻撃側と守備側が区切られています。
このゲームでは実際のルールを若干アレンジしてあり、1人プレイ時はCPUが最初から得点しており、プレイヤーは攻撃のみを続けて時間切れ前に逆転すれば勝ちというゲーム内容です。やはりスポーツゲームは2人で遊ばないとつまらないですね。

    
タイトル画面。フットボールをパスして、

    
ボールをとった選手が走った後ボールを地面に投げつけてタイトル文字の一部になる、、、というデモです。


ゲームスタートするとまずはリーグ選択。アメリカのプロフッボールリーグ(NFL)には
AFC(American Football Conference)とNFC(National Football Conference)という2つのカンファレンスがあります。
カンファレンス選択なのにLEAGUE SELECTというのも少々変ですね。

  
自分のチームとCPUのチームを選択する。これはAFCの場合。


NFCリーグの場合。どのチームもそれぞれ強さの設定があり、1人プレイ時は相手チームの強さに応じた得点差が最初からある。


AFCで一番弱いのがSPARTANS、一番強いのがBOMBERS。操作に慣れるまでは弱い相手で練習が良いかも。
ここではSHARKSでプレイ開始。まず相手SPARTANSがボールをキックする。

  
ボールをとったら相手ゴールに向かって走る。いずれ相手選手に倒されるので、そこからゲーム開始。


アメフトは本来1クォーター15分で1試合には4クォーターありますが、このゲームでは最初から最終クォーターで
12点差ある状態からスタートしています。下段には1回目の攻撃で残り10ヤードの表示あり。

  
攻撃時のフォーメーションを選択。アメフトは単なる体力や技術だけのスポーツではなく、攻守を交互に行い戦略性も非常に高いのが特徴。
残念ながらこのゲームではフォーメーションを変えてもあまり変化はありませんが。。。

  
ここでは7番のフォーメーションを選択。ボールをとったら相手ゴール目指して前進あるのみ!


9ヤード前進。画面下に2回目の攻撃で残り1ヤードの表示あり。
攻撃側は4回攻撃する間に10ヤード進むのが目的。10ヤード進めない場合は攻守を交代。

    
進めれば、また1回目の攻撃から。少し慣れればほとんど1,2回の攻撃で10ヤード以上進めるようになるでしょう。
コツは斜めに走り、後ろから追って来る敵がタックルする瞬間に直角に移動方向を変えること。気持ちよいくらいタックルをかわせます。

    
残り10ヤードを切ると目標ヤード表示がGOALなります。こうして相手ゴールまで到達すればタッチダウン。6点獲得です。

    
さらに1回攻撃のチャンスがあり、ここでゴールできればさらに1点はいって攻守交代。

  
・・・のはずですが1人プレイ時は攻撃しかできません。よってまた相手チームのキックから。このアレンジは非常に残念です。
今から10年以上前であったこのソフトの発売時のアメフトの知名度を考えれば、地味な守備側をゲーム化するのは
得策でないと判断したのかもしれませんが。。。

  
こうして1クォーター15分が経過するまでプレイは続きます。
なおゲーム中の経過時間は実際のプレイ時間ではなく獲得したヤード数に比例しているようです。


最初から最終クォーターなので、ここでゲーム終了。
結果表示でタッチダウン数、総獲得ヤード数、パス成功率などが表示されます。この後タイトル画面に戻る。

    
2人プレイの場合。リーグ、チームを選択してキックオフから始まるのは同じ。

    
守備側は選手1人以外は自動操作になり、しかもあまり賢くない。いきなりタッチダウンできてしまった。。。
2人プレイ時はちゃんと0点からで、第一クォーターから始まる。

    
ちゃんと攻守も順番に交代する。ただ、守備側になるとほぼ確実にタッチダウンされますね。


なお、攻撃側なのに押されて自ゴールまで攻められた時はSAFTYとなって相手が2点得点となります。

    
第2クォーターが終わるとチアガールの応援が見れます。

    
第4クォーターが終わると試合終了。