G-1323 ザ・プロ野球 ペナントレース
オーソドックスな野球ゲームですが、ゲームシステムはよくできている。今でも十分に楽しめる。
選手データは1986年度版を主に使ってるが一部1987年度に来た外人選手も登録してある。残念なのは1人プレイ時だと強打者は敬遠されてしまい、まともに対決させてくれない事が多いこと。またゲームに慣れると攻撃時はどんどん得点できてしまい簡単すぎるという欠点もある。
やはりスポーツゲームは2人でやるのが良い。
タイトル画面。
次にゲーム種類を選ぶ。レベル1と2の違いは野手を自分で操作するかしないかの違い。
オールスターやホームランコンテストなど、いろいろなゲームが楽しめる。
ウォッチはCPU同士の対戦を見ることができる。またパッドを操作するとそこからプレイに参加できる。
セパ両リーグの全12チームのデータが用意されている。
セリーグのCチーム、Gチーム。
Tチーム、Wチーム。バース、掛布、岡田とは阪神黄金時代ですね。
Dチーム、Sチーム。
パリーグのLチーム、BUチーム。
BRチーム、Oチーム。今は名称の変わってしまったチームもあります。
Fチーム、Hチーム。選手も大半が既に引退しています。今から15年近く前の話ですからね。
さらに隠しチームが2つもある。1人プレイ時に対戦が可能。
CPUがチームを選んでいる時にレバー右3回左2回でM(名球会)チーム。
レバー右5回左5回でJ(日本アニメ)チーム。星
飛雄馬の消える魔球は脅威です。全員3割打者ですし。。。
なおウォッチモードでCPUがチームを選んでいる時にもこの隠しコマンドは有効なので、
これらのチームを出現させれば、2P側をパッド操作することで自分で使うこともできます。恐ろしい程に強いです。
ゲーム画面。広告のコラコーラやミズネというのがなんとも言えない。
投球は上下左右でストレート、決め球、カーブ/シュート。
なおレバー下で投球を始めて、モーション中にレバー上にすると決め球のまま速球になるというバグがある。
「デッドボール」など音声合成も多彩。
何度もデッドボールすると乱闘になる。その後は何事もなかったようにゲーム再開する。
表が終わるとスコアボード表示。
攻撃は左右とスイングだけなので簡単。
1番打者は俊足なのでバントでバットの端に当てて3塁側に転がすと楽々セーフ。しかもファーストはエラーするのでそのまま2塁へ。
得点圏である2塁以降に走者がいるとBGMが流れるようになる。
打率の高い3〜5番打者はストライクボールならバットに当ればかなりの確率でホームランになる。
逆に下位打者はバットの芯で打ってもあまり飛ばない。
外野に飛ばすとランナーがいれば必ずバックホームするので、うまく外野ヒットを打つようにすればどんどん得点が可能。
外野手がホームに投げている間にバッターは2塁まで進める。
慣れればこのようにノーアウトのまま1回裏で10点以上の得点が可能。とりあえず0-16。
スコアボードの表示もいろいろある。結局5回コールドになり0−20でGチームの勝ち。
プロ野球ニュース。勝敗が決まるとニュースで成績が報道される。
これはフジ系列のプロ野球ニュースで佐々木慎也のつもりでしょう。結構似ています。
そして次のチームと試合。
こうして同リーグの他の5チームと試合を続ける。
ピッチャー交代もできる。投球数はシーズン中はクリアされないので、ペース配分を考える必要あり。
チアガールの応援。
代打は各チーム4人いて、俊足、一発長打、強打者などそれぞれ特徴がある。うまく使えば満塁ホームランも実現。
5戦5勝するとリーグ優勝。
首位打者、ホームラン王、打点王、盗塁王、三冠王などが表示され、日本シリーズへ突入。
日本シリーズになってもゲーム内容に変化は無い。球場ぐらい変わるとよいのですが。
全3試合中2勝すれば優勝。
すると今度は日米対抗戦。敵のAチームは160キロの剛速球投手や全員3割近い打率のバッターなど驚異的に強い。
ゲーム画面は変化無し。スコアボードは「米」になっている。
日米対抗戦だって乱闘はあるし満塁ホームランも打てる。
さすがにコールドゲームは難しい。勝つためのコツとしては1番打者はいつものバントで2塁へ出塁作戦。
左打者はSFFにわざと当ってデッドボールで出塁。普通に打っても剛速球を投げてくるので当れば外野に飛びやすい。
ランナーがいればどんどん得点可能。
守備時のコツは全員強打者なので、できるだけボール球を打たせて取る作戦にする。
疲れてきたら速球なども打たせてとりやすくなる。決め球はむしろホームランされやすい。
隠しコマンドでできるMチームやJチームとの対戦で練習しよう。
エンディングは特に無く、このメッセージだけ。
オールスターを選ぶと両リーグのメンバーはこうなる。
ホームランコンテストは各チームの強打者が20球中何回ホームランを打つか競う。ここで十分に打撃練習をするべし。