G-1369 ダブルドラゴン
「199X年、ニューヨーク。核戦争後のこの街は、暴力に支配されていた。政治も法律もない街。そこで生き延びるため、人々は次第に組織化するようになっていった。」というイントロで始まる。兄ジミー・リー、弟ビリー・リーの2人がさらわれたビリーの恋人マリアンを助けるというあちがちなストーリー。
FM音源対応。二人同時プレイ可能なので、ぜひ2Pで。このゲームも比較的評価が低いのですが、やってみると良く出来ています。
タイトル画面。双截拳(そうさいけん)とは格闘技の総結集で、少林寺拳法、空手、太極拳などすべての武術をまとめたものだそうです。
どうでもいいことですが「截」はセツ、ゼチとしか発音しないはずなのでソウセツケンと表記すべきなのでは・・・。
いきなりマリアンがブラックウォリーアーズに連れ去られる。
やっぱり2P時は同時プレイできるのが良いですね。
ゲームは見た通りのベアナックルやファイナルファイトタイプの横スクロール格闘ゲーム。
スラム街の壁が壊れて敵がでてくるなどのフィーチャーはなかなか凝っています。
多彩な攻撃ができるのですが、ほとんどこの飛び蹴り(左右+両ボタン)がメインでしょう。
ジャンプ中常時当たり判定がある上に強力で、うまく当てれば二回攻撃もできます。敵も同じ攻撃をしてきますが・・・。
1面ボスのアボボ茶色版。得意技の原爆投げは近づかなければ大丈夫。
パンチを連打して倒れる前にドラム缶を投げつける・・・の繰り返しが楽ですかね。
ミッション2は工場地帯。ザコ敵はY座標から合わせようとするので、上下にずれて接近すれば楽に倒せます。
旋風脚(両ボタン押し)やヘッドバット(前前)は全編を通してあまり活用する場所が無いと思うのですが。。。
グズグズしていると早く行けの手が現れます。
登場する敵の種類は少ないです。色違いで何度も登場してきます。
ひじ打ち(後+2ボタン)は囲まれた時に有効かと思いますがそうでもないですねぇ。
SEGAマークのダンボール箱登場。何度でも投げられるし結構強い。
パンチ連打のアッパーカットやキック連打の回し蹴りも活用の場が少ない・・・
何度か転ばせて弱った敵に近づくと、このようにヘッドロック(説明書では「髪つかみ」と表記)をします。
その後は「髪づかみキック」か「背負い投げ」ができます。たくさん技がありますが、あまり使わない。。。
ボスのジェフ。ヘッドバットをしたりします。
ミッション3は森林や谷。ザコは色違いだけですね。
敵が持っている武器は拾うと攻撃できます。橋の切れ目などは落下すれば即死。
岩石もうまく使えば楽に多数の敵を倒せます。
とうとうゾンビ的な緑色ザコまで登場。
ボスもアボボ緑色版。ここまで徹底して使いまわすのも凄い。容量不足だったのでしょうか。
実はこのミッション4まで進めれば無限コンティニューの隠しコマンドあり。このゲームはその場コンティニューですから実質的には無敵ですね。
その方法は「旋風脚を10回出す」ただこれだけ。但しあまり先の方まで進んでしまうと何故か無効。左上の画像のところで、
一旦背景のスクロールが止まるが、ここまでの間に10回出せばよい。連続でなくても構わないし、その間ダメージを受けても良い。
右上の画像は10回出した直後のもの。今までGAME OVERしか表示されていなかった2P側が
PUSH START表示になりコンティニュー可能になっていることが分かる。
壁から出入りする石柱は当たればもちろんダメージ。壁も像のヤリも同様。
敵もヤリに当たってダメージを受けるのは公平でよい。ダイナマイトはかなり強力。
壁の中から登場。倒してもどんどん追加される。
最後だけあって、同じ顔のザコが大挙して(といっても1画面3人まで)登場。
ボスのウィリー。彼の撃つマシンガンは当たると一撃で死亡なのでY軸をずらして接近すべし。
もちろん奴を倒した後は、マリアンとの再会。あれれ、マリアンは弟ビリーの恋人だったはずだが。。。
エンディング。
ちなみに2人プレイ時にクリアすると、、、なんとマリアンを巡ってのデスマッチに移行!
一人で遊んでいても無限コンティニューにしておけば簡単に見れます。
当然敗者は去るのみ。勝ったほうがマリアンと。。。以後は同じ。