SG-1000,SC-3000,オセロマルチビジョン,SD-G5用カートリッジ

これがSG-1000,SC-3000シリーズ用ソフトのカートリッジの中身です。マーク3と比較して基板が大きく、チップも普通のMASK ROMを使用しています。基板の素材にも時代を感じます。裏面の手焼き基板の様な配線には少し驚きました。ちなみにこのソフトは「チャンピオンボクサー」で、裏面にはSEGA (C) 1984の表記があります。

この時代のカートリッジは最大で32KB(256Kbit)という大変に小容量であったため、後期にはコンパクトなマイカードへと取って代わられました。

その後、当時の加工技術ではSEGAのカスタムROMチップを薄型チップで製造することができなかったため、再びゴールドカートリッジとしてカートリッジに形態が戻ることとなります。その結果メモリーバックアップ機能も付加することができるようになりました。