G-1328 あんみつ姫
倉金章介原作で竹本泉が「なかよし」に掲載した漫画あんみつ姫をベースにしたアクションアドベンチャーゲーム。この漫画もアニメ化されていたようです。(1986-87年)
前半はアドベンチャー、後半は難しいアクションという形態になっていてプレイ対象者が誰なのかちょっと分かりかねる気もしますが、あんみつ姫のストーリーを知らなくてもゲームを楽しめるのは版権ものとしては良いと思います。
(今あんみつ姫を知っている人がどのくらいいるのか分かりませんが・・・)
アドベンチャー部分は移動などがやたらと遅く時間ばかりかかるのが気になりますが、出来は比較的良い部類でしょう。
アクション部分はマーク3としては普通の難しさです。
タイトル画面。スケボーに乗るあんみつ姫が、おてんばぶりを表しているということでしょうか。オールスターキャストです。
一応はパスワードコンティニューが可能です。
かなり無理のある導入部ですが、要は8つのメモ用紙を発見してケーキ屋に行くのが最終目的です。
画面はオーソドックスなものですが、すっきりまとまっています。ゲームで電話がでてきたらまず110番するのは基本ですね。
まず左に進み扉に入ると、パパとママがいます。話し掛けるといきなりメモをくれますが所有アイテムを確認すると「ニセモノ」。
もう一度話せば本物をもらえます。
マップを確認するとお城の5階からスタートしますが、一度4階に降りて右端から5階に登るとここに出ます。青いつぼの中に鍵を発見。
5階に戻り左端から6階に行くとここに出ます。鍵を使って金庫を開けると中には携帯用ハンググライダー。
そのまま4階まで降りると、つぼの中には超小型のはしごがあります。
4階の右端から下に降りようとすると階段が壊れていて気絶し、あっさりゲームオーバー。
回避できない理不尽なゲームオーバーがやたら多いのは不満です。
3階のかすてら先生のところに行くとテストになります。10問中8問以上正解すれば合格。メモが手に入ります。
正しい解答は、わしんとん、びせる、しずかのうみ、1964、あお、やく200、だいず、ひょうごけん、333、ちっそ、です。
2問目以外は知っていると思いますが、子供にはちょっと難しいですねぇ。
テストが終わってから4階にいる爺のひこざのところに行くとメモが貰えます。が、火鉢で燃やしてしまったため、
そのまま触れようとすると粉々になりゲームオーバー。
3階の電話帳で調べると、げんないさんの番号が分かるので、すぐ電話します。「もとにもどーる」で元に戻せるようです。
このゲームは通常の時間経過以外に部屋に出入りするだけで5分時間が進むので調整は簡単にできます。
普段は誰もいない1階の階段右のこの部屋に、30分後に行くとげんないさんが来て薬をくれます。
ちなみに取らずに部屋をでて再度戻るとゲームオーバー。
薬を持って爺のところに戻ればメモが手に入ります。
実際には何もせずに30分時間進めるのはもったいないので、げんないに電話した後に他のところを回りましょう。
4階の右の部屋には、たねすけがいます。彼は10時過ぎでないと部屋にいません。
こういった無意味な条件でゲームを難しくしているのでしょうか。
2階のつぼねのところで書名を聞き出します。たねすけに会っていないと聞けません。たねすけのところに戻ればメモを渡してくれます。
家臣がいる部屋は意味がありませんが、張り紙にある「楽しさ無限大」は当時のSEGAのキャッチフレーズです。
2階の右端の部屋には、まんじゅうとしおまめがいます。彼らは毎時30分から45分までの15分間しかいません。
この部屋の張り紙がヒントになっています。また、3回目に会ったときメモが手に入ります。
25分過ぎに部屋に入ると5分時間が進むため、彼らがいるのでそのまま3連続で出入りするのが効率が良いでしょう。
1階の左端には台所があります。ぞうきんは不要ですが、ゴミ箱にはメモがあります。
右隣の部屋には6人の女中がいます。全員の名前を当てればメモが手に入りますが・・・
女中の順番は毎回変わります。右の画像を見て顔と名前を覚えましょう。
ここでは左から順に、きなこ、あんこ、かのこ、だんご、しるこ、もなか、です。
3階右端の部屋にいるあまぐりはゲームクリアには無関係ですが、ファンタジーゾーンのレコードを持っていて曲を聞かせてくれます。
しかしわずか数秒しか聞けないのは何故??
3階の廊下にある時計だけ時間が遅れています。
時計の下でレバー上するとはしごを使って直しますが、この時にメモを発見します。これで8つのメモが全て揃ったはず。
しかし、せっかく揃っても裏口から城の外に出ることはできません。
ハンググライダーを使って脱出!この後パスワードが表示されるので以後はここから再開できます。
長いので、その2へ続く